しゃがら‐りゅうおう【沙伽羅竜王/沙羯羅竜王】
《(梵)Sāgaraの音写》八大竜王の一。仏法の守護神。海にすみ、水を支配するという。
しゃ‐じん【沙参】
ツリガネニンジンの別名。
しゃ‐せき【砂石/沙石】
砂や小石。させき。「大風—ヲ飛バス」〈和英語林集成〉
させきしゅう【沙石集】
⇒しゃせきしゅう(沙石集)
しゃせきしゅう【沙石集】
鎌倉時代の仏教説話集。10巻。無住一円著。弘安6年(1283)成立。霊験談・高僧伝のほか、文芸談・笑話も収録。仏教思想史上だけでなく、国文学上も貴重。させきしゅう。
さ‐み【沙弥】
⇒しゃみ(沙弥)
しゃみ【沙弥】
《(梵)śrāmaṇeraの音写》仏門に入り、髪をそって十戒を受けた初心の男子。修行未熟な僧。さみ。→沙弥尼
しゃみ‐かっしき【沙弥喝食】
禅宗や律宗の寺院で、食事の案内をする沙弥。沙弥で喝食の服を着ている者。沙喝。
沙弥(しゃみ)から長老(ちょうろう)にはなれぬ
物事には順序があって、一足飛びには上に進めないことのたとえ。→沙弥
しゃみ‐じっかい【沙弥十戒】
⇒十戒(じっかい)1㋐