せんぱく‐とうき【船舶登記】
船籍港を管轄する法務局・地方法務局またはその支局・出張所に備える船舶登記簿に、船舶の名称・所有権・賃借権・抵当権などに関して記載すること。
そう‐ざいちょう【総在庁】
諸大寺で、法会の際、総法務の下にあって衆僧を引率・指揮する職。また、その僧。
だいよう‐けいじしせつ【代用刑事施設】
被疑者や被告人の身柄を拘束するために、法務省が所管する刑事施設の代わりに、警察の留置施設を用いること。以前は「代用監獄」と呼ばれた。 [補説]逮捕された被疑者は裁判官による拘留決定を受けて拘置所...
ちほう‐ぎょうせいきかん【地方行政機関】
その権限の及ぶ範囲が地域的に限定されている行政機関。主に地方法務局・税務署など、地方支分部局をいうが、試験所・研究所などの付属機関で地方に設置されるものについてもいう。
ちほう‐こうせいほごいいんかい【地方更生保護委員会】
法務大臣の管理のもとに、仮釈放の許可、その取り消しなどのほか、保護観察所の事務の監督にあたる機関。法務省の地方支分部局の一つ。高等裁判所の管轄区域ごとに全国8か所に置かれている。
ちほう‐しぶんぶきょく【地方支分部局】
省庁など国の行政機関の地方出先機関の総称。法務省の法務局、財務省の財務局、国税庁の国税局、気象庁の地方気象台など。
ちほう‐しゅつにゅうこくざいりゅうかんりきょく【地方出入国在留管理局】
法務省の出入国在留管理庁の地方支分部局。札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡の8都市にあり、出入国管理・在留審査・退去強制・難民認定などの事務を行う。かつては地方出入国管理局と呼ばれ...
ちゅうおう‐こうせいほごしんさかい【中央更生保護審査会】
法務大臣に対する一定の恩赦の申し出、地方更生保護委員会の決定(仮釈放の許可など)についての審査・裁決などを行う機関。更生保護法に基づいて設置され、委員長と4人の委員で組織される。
ちゅうおう‐しょうちょう【中央省庁】
国の行政機関である1府11省1庁のこと。内閣府・総務省・法務省・外務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・防衛省・警察庁(国家公安委員会)を指す。→外局
つみと‐ならず【罪とならず】
[連語]検察官が事件を不起訴とする場合の理由の一つ。法務省訓令の「事件事務規定」に定められた不起訴の裁定の一つ。被疑事実が犯罪構成要件に該当しないとき、または犯罪の成立を阻却する事由のあることが...