でいたん‐ち【泥炭地】
泥炭が堆積(たいせき)している湿地。
でい‐だん【泥団】
どろのかたまり。なんの役にもたたないもの、無意味なもののたとえ。
でい‐ちゅう【泥中】
どろのなか。
でいちゅう‐の‐はちす【泥中の蓮】
《「維摩経」から》汚れた環境の中でもそれに影響されずに、清らかさを保っていることのたとえ。
でい‐と【泥塗】
どろまみれになること。また、どろみち。ぬかるみ。
でい‐とう【泥塔】
泥土製の小塔。中に大日如来の種子(しゅじ)である阿字などを書いて納める。
でいとう‐ほう【泥塔法】
滅罪または息災延命のために、泥塔をつくって供養する修法。
でい‐ど【泥土】
水がまじって、どろどろになった土。どろ。どろつち。また、つまらないもの、けがれたもののたとえ。「豪雨で畑地が—と化す」「身を—に委ねようとするのではない」〈鴎外・青年〉
でい‐ねい【泥濘】
道などのぬかっている所。ぬかるみ。
泥(でい)の如(ごと)し
泥3のようである。ひどく酒に酔うようすをたとえていう。「みなひと泥のごと酔ひて」〈宇津保・蔵開上〉