ながし‐ば【流し場】
1 浴室や銭湯の体を洗う場所。流し。 2 台所などで洗いものをしたり、洗い水を流したりする所。また、台所。炊事場。
ながし‐ばこ【流し箱】
寒天などを流しこんで固める箱形の器具。
ながし‐びな【流し雛】
3月3日の節句の夕方、川や海に流し去る雛人形。また、その行事・風習。罪やけがれを移して形代(かたしろ)を流したことに由来する。雛送り。雛流し。《季 春》「—冠をぬいで舟にます/誓子」
ながし‐ぶみ【流し文】
受け取っても返事をしない手紙。聞き流しにする手紙。
ながし‐み【流し見】
[名](スル)細かいところは気にせず、大づかみに見ること。特に、テレビなどの映像をつけてはいるが、熱心に見ていない状態をいう。
ながし‐め【流し目/流眄】
1 顔を向けずに、ひとみだけを横に動かして見ること。また、その目つき。よこめ。「—で見る」 2 男女間で、感情をこめて送る、気を引くような目つき。色目。秋波。「—を使う」
ながし‐もと【流し元】
台所の流しのある所。
ながし‐もの【流し物】
「寄せ物」に同じ。
ながし‐もの【流し者】
流罪に処せられた人。流人(るにん)。
ながし‐よみ【流し読み】
[名](スル)細かい部分はとばして、ざっと読むこと。「新聞を—する」