よいち【余市】
北海道西部、余市郡の地名。積丹(しゃこたん)半島の基部にある。石狩湾に臨み、ニシン場として発展。リンゴ・ブドウなどの果樹栽培も盛ん。
ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。
ようてい‐ざん【羊蹄山】
北海道南西部の火山。円錐状をなし、蝦夷富士(えぞふじ)とも。標高1898メートル。山麓はアスパラガス・ジャガイモの産地、また、多くの湧水がある。後方羊蹄山(しりべしやま)。
ようろううし‐おんせん【養老牛温泉】
北海道標津(しべつ)郡中標津町にある温泉。標津川沿いに広がる。約300年前に、アイヌの人々により発見された。泉質は塩化物泉。
よこ‐わたし【横渡し】
1 こちら側から向こう側へかけ渡すこと。「—に綱を張る」 2 流れなどを横切って向こう岸へ渡すこと。「船に乗りて、—に大津に着く」〈仮・東海道名所記・五〉
よし‐がも【葦鴨/葭鴨】
カモ科の鳥。全長約48センチ。雄は頭部が緑と茶色で、体は灰色、三列風切り羽が長い。雌は全体に茶色。東アジアに分布。日本では冬鳥であるが、北海道では繁殖。みのがも。《季 冬》
よしだ【吉田】
愛知県豊橋市の旧称。江戸時代の東海道五十三次の宿駅。→豊橋
よしばやま‐じゅんのすけ【吉葉山潤之輔】
[1920〜1977]力士。第43代横綱。北海道出身。本名、池田潤之輔。引退後、年寄宮城野。→第42代横綱鏡里 →第44代横綱栃錦
よしわら【吉原】
静岡県富士市南東部の地名。旧吉原市。江戸時代は東海道五十三次の宿駅。製紙・パルプ業などが行われる。
江戸の遊郭。現在の東京都台東区浅草北部にあった。元和3年(1617)それまで市中各所に散在...
よ‐だる・し【弥怠し】
[形ク]非常に疲れてだるい。「日は暮れぬまづこの宿に旅寝せん腹もひだるし足も—・し」〈仮・東海道名所記・二〉