かいてい‐ゆでん【海底油田】
海底にある油田。特に、大陸棚に分布する油田。
かいてい‐ろうげつ【海底撈月】
《水面に映った月を取ろうとして、海底をすくう意》実現しないものに無駄な労力を費やすことのたとえ。
かいとう‐げ【海藤花】
マダコの卵を塩漬けにした食品。黄白色の小粒が連なりついて、フジの花に似る。吸い物などに用い、兵庫県明石(あかし)の名産。
かいとうぼうけんきたんかいていぐんかん【海島冒険奇譚海底軍艦】
⇒海底軍艦
かいとう‐めん【海島綿】
主に西インド諸島で栽培されるワタ。綿花の繊維はきわめて細く、長くて光沢があり、品質は優良。→陸地綿
かい‐どう【海棠】
1 バラ科の落葉小高木。枝は紫色で垂れ下がり、葉は楕円形。4月ごろ、紅色の花が下向きに咲き、実は丸く、黄褐色に熟す。中国の原産で、庭木などにする。垂枝(すいし)海棠。花(はな)海棠。《季 春》「...
かい‐どう【海道】
1 海上の、船が通る道。ふなじ。海路。航路。 2 海沿いに通じる道。海辺の道路。 3 特に、東海道をいう。「—一の大親分」 4 主要な道路。街道。「どうど踏んだる—も武勇の道も一筋に」〈浄・嫗山姥〉
かいどうき【海道記】
鎌倉時代の紀行。1巻。作者未詳。貞応2年(1223)京都と鎌倉間の東海道を往復した際の紀行。文体は漢文脈の濃い和漢混交文で、仏教思想の影響が強い。
かいどう‐くだり【海道下り】
1 昔、京都から東海道を通って東国に旅をしたこと。あずまくだり。 2 中世歌謡の一群。叙情的な歌の中に、東海道を京都から東国へ下る道中の地名・景物を詠み込んだもの。閑吟集などに所収。 3 狂言小...
かいどう‐すじ【海道筋】
1 海辺の道筋。 2 東海道など主要な道路の道筋。街道筋(かいどうすじ)。「—の旅籠屋(はたごや)、馬次(うまつぎ)、舟場(ふなば)を詮索(せんさく)し」〈浄・鑓の権三〉