かい‐めん【海綿】
1 海綿動物の総称。 2 モクヨクカイメンの繊維状の骨格。網状で黄色く、弾力性に富み、水分をよく吸収する。化粧用・事務用などに用いる。スポンジ。
かい‐めん【海面】
海の表面。
かいめん‐ぎょぎょう【海面漁業】
海で行われる漁業。沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業・海面養殖など。これに対して、河川や湖沼など淡水で行われる漁業を内水面漁業という。
かいめんぎょぎょうせいさん‐とうけい【海面漁業生産統計】
海面漁業による生産に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が海面漁業生産統計調査を行って作成する。 [補説]持続的生産目標の算定や漁獲可能量(TAC)の設定など水産行政の施策や国...
かいめんぎょぎょうせいさん‐とうけいちょうさ【海面漁業生産統計調査】
海面漁業生産統計を作成するために、農林水産省が行う基幹統計調査。漁業を営む世帯・事業所・組合等を対象に、毎年(かつお・まぐろ類などは半年ごと)、漁業の種類や操業水域、出漁日数、漁獲量、養殖収穫量...
かいめん‐こうせい【海面更正】
気圧の観測値を、その地点直下の高度零メートル、すなわち平均海面での値に換算すること。高所ほど気圧は低いので、観測所の直下に海面を仮想して補正し、比較できるようにする。
かいめん‐こうど【海面高度】
海面そのものの高度。地球の形の基本となるジオイドは平均海水面と一致するものと定義されるが、海水の密度や海流の影響により、局所的に凹凸を生じる。地球観測衛星などによるレーダー観測により、センチメー...
かいめん‐しつ【海綿質】
モクヨクカイメンなどの骨格をつくっている絹糸様の繊維。不規則な網状配列をし、水分を吸収しやすい性質をもつ。
かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】
1 葉肉をかたちづくる同化組織の一。裏面の表皮の内側にあって、丸みの多い不規則な形の細胞からなり、細胞間隙が多い。海綿組織。 2 多孔質の組織。
かいめん‐たい【海綿体】
陰茎および陰核の主体をなす組織。固い結合組織の膜で取り巻かれ、静脈性の血管腔が網目状に連絡しており、内部に血液が満ちると勃起(ぼっき)する。