そしき‐ちけい【組織地形】
地質構造を反映した地形。特に、岩石・地質の浸食の受けやすさの違いによって生じる地形をさし、ケスタ・メサ・ビュートなどが知られる。→変動地形
そそぎ‐かいがん【曽々木海岸】
石川県能登半島北部、輪島市にある岩石海岸。日本海の浸食でできた窓岩を中心に、断崖・奇岩が町野川河口から垂水(たるみ)の滝まで約2キロメートルにわたって続く。かつては能登の親不知(おやしらず)とい...
そよう‐きょう【蘇陽峡】
熊本県中央東部にあるU字形の峡谷。五ヶ瀬川上流が浸食してできた。阿蘇(あそ)の南外輪山に連なる標高550メートルの高原にあり、約200〜300メートルのほぼ垂直に切り立った絶壁が約10キロメート...
ソンゴムナラ‐とう【ソンゴムナラ島】
《Songo Mnara》タンザニア南東部沖合、インド洋上に浮かぶ小島。14世紀から15世紀に栄えた島で、アラブ人の居住地やモスクなどの廃墟が残る。1981年、隣のキルワキシワニ島に残る遺跡群と...
たいこ‐せき【太湖石】
浸食による奇形の石灰岩。庭石や盆石に使う。もと太湖で多く産出した。日本では岐阜県明星山から産出。
たいしゃく‐きょう【帝釈峡】
広島県北東部、帝釈川の峡谷。長さ約20キロにわたって、石灰岩台地の浸食による天然橋・断崖絶壁・奇岩・深淵などがみられる。
たいせき‐こうしょう【堆積鉱床】
地表の岩石が風化・浸食され、運搬・堆積の過程で有用鉱物が濃集してできた鉱床。砂鉱床・残留鉱床など。水成鉱床。
たかちほ‐きょう【高千穂峡】
宮崎県北部、五ヶ瀬川上流の峡谷。阿蘇山の溶岩が浸食されたもので、名勝・天然記念物。
たてじょう‐ち【楯状地】
先カンブリア時代の基盤岩が広く露出している低く平らな地域。長い間の浸食作用で平坦化され、楯を伏せたようになだらかで、大陸の中核をなす。カナダ楯状地など。
タナロット‐じいん【タナロット寺院】
《Pura Tanah Lot》インドネシア南部、バリ島南西岸にあるヒンズー教寺院。干潮時に陸続きになる岩礁の上に建てられた寺院であり、同島六大寺院の一つに数えられる。16世紀にジャワ島から渡っ...