しん‐しゅつ【浸出】
[名](スル)物を液体の中につけたときに、その物質の成分が溶け出ること。また、溶け出させること。「生薬の成分を溶剤に—させる」
しん‐しょく【浸食/浸蝕】
[名](スル)流水・雨水・海水・風・氷河などが地表の岩石や土壌を削り取ること。また、その作用。「波が岩を—する」 [補説]「侵食」とも書く。
しんしょく‐こく【浸食谷】
流水や氷河の浸食によってできた谷。河谷の上流部ではV字形で、氷食谷ではU字形。水食谷。しんしょくだに。→V字谷 →U字谷
しんしょく‐だに【浸食谷】
⇒しんしょくこく(浸食谷)
しんしょく‐さよう【浸食作用】
⇒浸食
しんしょく‐へいや【浸食平野】
河川の浸食によって土地が低く平らになってできた平野。
しんしょく‐りんね【浸食輪廻】
地盤の隆起により生じた原地形が、浸食によって険しい山地に変わり、最後に平坦(へいたん)な準平原になる地形の変化。幼年期・壮年期・老年期の三段階がある。地形輪廻。
しん‐じゅん【浸潤】
[名](スル) 1 液体がしみ込んでぬれること。「漏水が—して壁にしみができる」 2 水がしみ込むように、思想・勢力・雰囲気などが広がっていくこと。「生活の合理化が国民に—する」 3 結核菌や癌...
しんじゅん‐がん【浸潤癌】
癌細胞が上皮組織の基底膜を破り、周辺の組織へ入り込んで増殖する癌。浸潤性癌。
しんじゅんせい‐がん【浸潤性癌】
⇒浸潤癌