じょび‐き【鋤鼻器】
陸上四足動物のもつ嗅覚器官。鼻腔の一部がふくらんでできたもので、ヘビ・トカゲ類ではよく発達する。ワニ・鳥類などでは消失、霊長類は退化。ヤコブソン器官。
じんま‐しん【蕁麻疹】
急にかゆくなって平たい紅色の浮腫(ふしゅ)を生じる発疹(ほっしん)。漆(うるし)などの植物や鯖(さば)・卵などの食品、また、寒冷刺激などによって起こり、数分から数時間で消失する。
スカンジナビア‐ひょうしょう【スカンジナビア氷床】
氷期に北西ヨーロッパに存在した氷床。面積約660万平方キロメートル、厚さは最大数千メートル程度。約2万年前から縮小し、現在は高山の山岳氷河として残る。氷床の消失により、現在もスカンジナビア半島は...
ステライル‐ニュートリノ【sterile neutrino】
すでに確認されている3種類のニュートリノ以外に、その存在が示唆されるニュートリノ。弱い相互作用を起こさず、実験による直接的な検出が不可能とされる。通常のニュートリノがニュートリノ振動などによって...
せいちょう‐つう【成長痛】
1 小児期にみられる、一過性の下肢の痛み。診察や検査で異常は認められず、原因は不明。夜間に起こり、翌朝までに消失する。大腿(だいたい)・膝関節(しつかんせつ)・ふくらはぎなどに起こることが多い。...
セルフ‐ゴックス【セルフGOX】
俗に、自分の不注意により、所持する仮想通貨を紛失または引き出せなくしてしまうこと。平成26年(2014)に大量のビットコインを消失したマウントゴックスになぞらえた造語。
せんき‐あんてん【閃輝暗点】
視野の一部にぎざぎざ模様の光が現れ、20〜30分ほどで自然に消失する現象。視覚に関わる後頭葉の中枢が一時的に虚血状態になることによって生じる。一般に、偏頭痛の代表的な症状の一つとして知られるが、...
ぜんく‐じんつう【前駆陣痛】
妊娠後期に子宮収縮によって引き起こされる陣痛に類似する痛み。間隔は不規則で、一定期間で消失する。痛みの間隔が短くなり、だんだん強くなる本陣痛と区別される。ブラクストンヒックス収縮。
ぜんぱん‐てんかん【全般癲癇】
癲癇(てんかん)のうち、最初から脳全体に発作が起こるものをいう。全身が痙攣(けいれん)したり、意識が消失したりする。→部分癲癇 →全般発作
そうぞう‐にんしん【想像妊娠】
実際には妊娠していないのに、妊娠していると思い込み、月経停止・つわりや乳房が膨らむなどの徴候を示すもの。妊娠していないことがわかると徴候は消失する。