しょうそく‐すじ【消息筋】
ある方面の事情に詳しい人々や関係機関。「政界の—によれば」
しょうそく‐つう【消息通】
ある方面の事情に詳しいこと。また、その人。「角界の—」
しょうそく‐ぶん【消息文】
手紙。手紙の文章。
消息(しょうそく)を絶(た)・つ
消息が分からなくなる。行方不明になる。「冬山で—・つ」
しょう‐そこ【消息】
1 「しょうそく(消息)2」に同じ。「忘れで—し給へ」〈大和・六四〉 2 「しょうそく(消息)4」に同じ。「開けむとならば、ただ入りねかし。—を言はむに、よかなりとは誰か言はむと」〈枕・八〉 3...
しょうそこ‐あわせ【消息合(わ)せ】
物合わせの一。持ち寄った手紙の文章を比較し、その優劣を競う遊戯。しょうそくあわせ。
しょうそこ‐が・る【消息がる】
[動ラ四]文通したがる。便りをしようと思う。「好いたる田舎人ども、心かけ—・る、いと多かり」〈源・玉鬘〉
しょうそこ‐ぶみ【消息文】
「しょうそくぶん(消息文)」に同じ。「いと清げに、—にも、仮字(かんな)といふ物を書きまぜず」〈源・帚木〉
しょう‐ちょう【消長】
[名](スル)勢いが衰えたり盛んになったりすること。盛衰。「文明の—」「国力が—する」
しょう‐ちん【消沈/銷沈】
[名](スル)消えうせること。また、気力などが衰えてしまうこと。「もくろみがはずれて—する」「意気—」