ゆき‐ひら【行平/雪平】
厚手の、陶製の深い土鍋。取っ手・注口(つぎくち)・ふたが付いており、かゆを煮るのに用いる。在原行平が海女(あま)に潮をくませて塩を焼いた故事にちなむという。現在では、注口(つぎくち)が付いた金属...
ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
ユンガス【Yungas】
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多く雲霧林に覆われ、アマゾン川水系の河川が深い谷を刻む。温暖な気候で、コーヒーや柑...
よう【杳】
[音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) 暗い。奥深い。また、遠くてよく見えない。「杳乎(ようこ)・杳然・杳杳」
よく【欲/慾】
ほしがること。自分のものにしようと熱心に願い求めること。また、その気持ち。「—が深い」「仕事に—が出る」「独占—」「名誉—」
よく‐づら【欲面】
欲の深い顔つき。また、その人。「—の継父(ままてて)めが」〈浄・女腹切〉
よく‐どし・い【欲どしい】
[形][文]よくど・し[シク]《近世語》欲張りである。欲が深い。よくどうしい。「—・い奴が福茶に寝付けえず」〈柳多留・二七〉
欲(よく)の熊鷹(くまたか)股(また)を裂(さ)く
《熊鷹が、同時に2匹の猪(いのしし)につかみかかったが、猪はそれぞれ反対の方向に駆けだしたので、熊鷹の股が裂けたということから》あまり欲が深いと災いを招くというたとえ。
よく‐ふか【欲深】
[名・形動]《「よくぶか」とも》欲の深いこと。また、その人や、そのさま。「—な業者」
よく‐よく【翼翼】
[ト・タル][文][形動タリ]用心深いさま。慎重なさま。「—として勤める」「小心—」