ゆき‐おとこ【雪男】
ヒマラヤなど雪深い山中に住むといわれる人間に似た動物。正体は不明。
ゆき‐おろし【雪下ろし】
1 屋根の上に積もった雪をかき落とすこと。《季 冬》「—屋根をゆるがすことのあり/年尾」 2 雪とともに山から吹きおろしてくる風。《季 冬》「暁やほだ焼(た)きそへる—/暁台」 3 歌舞伎下座音...
ゆき‐ぐつ【雪沓】
雪道を歩くときに履く、深いわらぐつ。《季 冬》「—も脱がで炉辺の話かな/子規」
ゆき‐ひら【行平/雪平】
厚手の、陶製の深い土鍋。取っ手・注口(つぎくち)・ふたが付いており、かゆを煮るのに用いる。在原行平が海女(あま)に潮をくませて塩を焼いた故事にちなむという。現在では、注口(つぎくち)が付いた金属...
ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
ユンガス【Yungas】
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多く雲霧林に覆われ、アマゾン川水系の河川が深い谷を刻む。温暖な気候で、コーヒーや柑...
よう【杳】
[音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) 暗い。奥深い。また、遠くてよく見えない。「杳乎(ようこ)・杳然・杳杳」
よく【欲/慾】
ほしがること。自分のものにしようと熱心に願い求めること。また、その気持ち。「—が深い」「仕事に—が出る」「独占—」「名誉—」
よく‐づら【欲面】
欲の深い顔つき。また、その人。「—の継父(ままてて)めが」〈浄・女腹切〉
よく‐どし・い【欲どしい】
[形][文]よくど・し[シク]《近世語》欲張りである。欲が深い。よくどうしい。「—・い奴が福茶に寝付けえず」〈柳多留・二七〉