すみ‐ちょう【済み帳】
1 支払い帳。「一銭も残らず—付けて」〈浮・永代蔵・五〉 2 帳面に棒を引くこと。帳消し。「物の見事に請け取り渡し、互ひに申し合はせて—」〈浮・御前義経記・六〉
すみ‐ませ‐ん【済みません】
[連語]《動詞「す(済)む」の連用形+丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ん」》「すまない」の丁寧語。相手に謝罪・感謝・依頼などをするときに用いる。「連絡が遅れて—」「お見舞いをいただ...
す・む【済む】
《「澄む」と同語源》 [動マ五(四)] 1 物事がすっかり終わる。「契約が—・む」「株主総会が無事に—・んだ」 2 借りを全部返す。「借金が—・む」 3 予想していた程度以下や範囲内で収まる。...
ずみ【済み】
[語素]名詞の下に付いて複合語をつくり、それが終わっていること、すんでしまったことの意を表す。「決裁—」「注文—」「支払い—」
せい【済/歳】
〈済〉⇒さい 〈歳〉⇒さい
せい‐しょう【済勝】
景勝の地を渡り歩くこと。さいしょう。
せいしょう‐の‐ぐ【済勝の具】
《「世説新語」棲逸から》景勝の地を渡り歩くための道具。丈夫な足のこと。健脚。
せい‐せい【済済】
[ト・タル][文][形動タリ]多くて盛んなさま。さいさい。「—たる著名人が会する」「多士—」
せい‐び【済美】
美徳をなすこと。子孫が父祖の業を受け継いで、よい行いをすること。
せい‐みん【済民】
人民を苦しみから救うこと。さいみん。