げん‐きゃく【減却】
[名](スル)減ること。また、減らすこと。「今までの春の温もりが幾分か—したような感じがあった」〈芥川・或日の大石内蔵助〉
げん‐きゅう【減給】
[名](スル)給料を減らすこと。特に、制裁や懲戒処分として、一定期間、その人の給料を減らすこと。「経営不振で—される」「—処分」⇔増給。
げんきょく‐ざい【減極剤】
電池や電解槽での反応に際して起こる分極を減らす物質。分極は主として電極に生じる水素によって起こるため酸化剤が用いられる。乾電池の二酸化マンガン、空気電池の酸素など。復極剤。消極剤。
げん‐けい【減刑】
[名](スル) 1 刑罰を軽くすること。 2 恩赦の一。刑の言い渡しを受けた者に対して、政令で罪または刑の種類を定めて刑を軽くし、または特定の者に対して刑や刑の執行を軽くすること。
げん‐けい【減軽】
[名](スル) 1 重さや負担を減らして軽くすること。軽減。 2 裁判所が刑を言い渡すときに刑を軽くすること。「酌量—」
げん‐げんぱつ【減原発】
原子力発電への依存度を中長期的に減らしていくこと。縮原発。→脱原発 →卒原発 [補説]原発の廃止に積極的な意味合いを含む「脱原発」という表現を使いたくない場合に用いられることが多い。
げん‐こう【減光】
[名](スル)光の強さを減らすこと。また、照明を暗くすること。天体などの明るさが弱まること。⇔増光。
げん‐こう【減劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が、無量歳または8万歳から、年々または百年に1歳ずつ減じて、10歳になるまでの過程。⇔増劫。
げん‐こう【減耗】
[名](スル)《慣用読みで「げんもう」とも》減ること。また、減らすこと。
げんこう‐フィルター【減光フィルター】
《neutral density filter》⇒NDフィルター