こうせい‐かんしょうけい【恒星干渉計】
恒星の視直径や互いに近接する天体の角距離を測定する装置。光の干渉の性質を利用する。
こうぞう‐かがく【構造化学】
物質の物理的、化学的性質と構造との関連を研究する物理化学の一部門。分光学的測定をはじめとして磁気的・電気的・熱的な測定、さらにはX線・電子線・中性子線などによる構造解析などの手段が用いられる。
こうたいいき‐じしんけい【広帯域地震計】
微弱な地震動を検知でき、測定可能な周波数の範囲が広い地震計。地球の深部構造の解析や震源メカニズムの研究などに利用される。
こうでん‐こうおんけい【光電高温計】
光電子増倍管を測定素子に用いた光高温計。肉眼で光を比較する一般の光高温計に比べ、高精度の測定が可能。光電式光高温計。
こうど‐けい【光度計】
光度を測定する器械。ふつう、標準光源の光度と比較して求める。
こうど‐けい【硬度計】
物質の硬さ(硬度)を測定する装置。試験材料に物体を押し込み、そのくぼみを調べる硬さ試験を応用した装置が工業分野で広く用いられる。鉱物の硬さにはモースの硬度計が有名。
こうど‐けい【高度計】
高度を測定する器具・器械。航空計器・登山用具などとして用いられ、大気圧の変化を利用するものや、地上に向けて発した電波が反射して戻るまでの時間を利用するものがある。
こうは‐そっきょぎ【光波測距儀】
光を用いて2点間の距離を測定する機器。ふつう、指向性が高いレーザーを用いるレーザー測距により、測点に設置した反射鏡やコーナーキューブまでの距離を求める。
こうほうさんらん‐エックスせんけんさそうち【後方散乱X線検査装置】
人や物に微弱なX線を照射して得られる後方散乱を測定することで、対象物を画像化する装置。空港などの保安検査で使用される。→ボディースキャナー
こおり‐ちかく【氷地殻】
氷で覆われた惑星や衛星の表層部。木星、天王星、海王星の衛星や冥王星などの太陽系外縁天体の表面に存在し、水、アンモニア、メタンなどが混合した固体からなる。氷と液体の混合物を吹き出す氷火山をもつ天体...