さいかく‐ち【最確値】
ある量を数回測定したときの、最も真の値に近い値。最小自乗法によって求め、同じ条件による測定では相加平均をとる。
さいこう‐おんどけい【最高温度計】
測定時間中の最高温度を示す温度計。温度が下がっても最高温度を示しつづけるように水銀温度計の球部と管部の間を狭くしてある。体温計もその一種。
さいしょう‐へんかく【最小偏角】
プリズムの偏角の極小値。偏角は入射角と屈折角が等しい時に極小になる。また、最小偏角δ0、プリズムの頂角A、屈折率nとの間で、n=sin((δ0+A)/2)/sin(A/2)の関係式が成り立つ。こ...
サイトメトリー【cytometry】
短時間に多量の細胞を定量的に測定する分析手法。細胞を流体中に分散させ蛍光や散乱光などを測定するフローサイトメトリーと、蛍光標識をした細胞をレーザー光などで走査し、個々の細胞ごとの情報や細胞集団の...
サイン‐バー【sine bar】
直角三角形の正弦関数(サイン)を利用して、任意の角度を測定または設定する器具。
さく‐そくしん【索測深】
先端におもりをつけた鋼索などを用いて水深を測定すること。
サス【SAS】
《small astronomical satellite》NASAの小型天文衛星。銀河系やそれより遠い天体のX線源の強度を測定する。1970年第1号打ち上げ。
さ‐みゃく【砂脈】
地震による液状化によって砂を大量に含んだ地下水が噴出した通り道。液状化の痕跡として地中に保存されるため、通り道となった地層の年代測定から、その地震がいつ頃発生したかを推定することができる。→噴砂現象
サリノメーター【salinometer】
海水の電気伝導度によって、塩分濃度を測定する塩分計。
さんかく‐そくりょう【三角測量】
互いに見通せる地上の三点を選んで三角形をつくり、その一辺の長さおよび夾角(きょうかく)を測定して、三角法により他の二辺の長さや頂点の位置を求める測量法。