でんきょく‐でんい【電極電位】
電極と電解質溶液との間に生じる接触電位差。この絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準電極という電極と組み合わせて電池をつくり、その起電力から求める。単極電位。
でんし‐きじゅんてん【電子基準点】
GPSを利用して位置を正確に連続して測定するための基準点。データは測量の基準や地殻変動の観測などに用いられる。
でんち‐チェッカー【電池チェッカー】
乾電池やボタン電池などの電圧を測定し、電池交換が必要かどうかを調べる機器。電池残量チェッカー。バッテリーチェッカー。
でんぱ‐あんしつ【電波暗室】
外部から電磁波が入らず、また内部で発生した電磁波が反射しない部屋。電子機器が発する電磁波雑音の測定などに用いられる。電波無響室。
でんぱ‐こうどけい【電波高度計】
航空機から電波を発射し、地上からの反射時間を測定して高度を知る装置。
でんぱ‐こうほう【電波航法】
船舶や航空機で、電波を利用して位置・航路を測定する航法の総称。レーダー航法・ロラン航法・デッカ航法などがある。無線航法。
でんり‐でんりゅう【電離電流】
気体などが電離して生じたイオンや電子による電流。放射線測定器の一種である電離箱は、放射線が入射したときに生じる電離電流を測定する。
でんり‐ばこ【電離箱】
放射線検出器の一。放射線が入射すると器内の気体が電離し、電極間に電流が流れるようにしたもので、電極で放射線の線量やエネルギーなどを測定する。
でんりゅう‐けい【電流計】
電流の大きさを測定する装置。直流用・交流用・交直両用などがある。アンペア計。アンペアメーター。アンメーター。
でんりょくかいせき‐こうげき【電力解析攻撃】
《power analysis attack》サイドチャネル攻撃の一種。コンピューターによる暗号化や復号処理をする際の消費電力を測定し、その差からパスワードの文字列を解析するもの。