はこう‐ぶんせきき【波高分析器】
電圧パルスの波高を測定する機器。パルスの最大値を保持し、AD変換によって計測する。放射線測定器などに用いられる。パルス波高分析器。PHA(pulse height analyzer)。
はこ‐じゃく【箱尺】
水準測量で用いる、水平視線の高さを測定する標尺。全長2〜5メートルあるが、箱状の尺が二段または三段に入れ子状になっていて、必要に応じて引き出す。標尺。
はさみ‐ゲージ【挟みゲージ】
限界ゲージの一。棒材を挟むように当てて外径を測定する工具。スナップゲージ。
はっきんコバルト‐おんどけい【白金コバルト温度計】
白金に微量のコバルトを加えた抵抗線を用いた温度計。温度が上がると、抵抗線の電気抵抗が一定の割合で増加する性質を利用した抵抗温度計の一。測定範囲は1ケルビンから300ケルビン程度。超伝導をはじめと...
はまきた‐じん【浜北人】
昭和35年(1960)から37年(1962)にかけて、静岡県浜北市(現在の浜松市)の採石場の洞穴で発見された化石人骨。上下二つの地層から動物の骨などとともに出土。放射性炭素年代測定法の結果は、上...
はりがね‐ゲージ【針金ゲージ】
針金の直径を測定するのに用いるゲージ。鋼製の円板の周辺に直径0.1〜12ミリの穴溝が刻まれたもの。
はんしゃこうしき‐ろしゅつけい【反射光式露出計】
写真撮影に用いる露出計のうち、被写体からの反射光を測定するタイプのもの。標準反射率を基準とするため、反射率が標準反射率と大きく異なる被写体に対しては、露出補正をしなければならない。→入射光式露出計
はんしゃ‐そっかくき【反射測角器】
結晶面に光を当て、その反射の角度を利用して結晶の面角を測定する器具。
はんしゃほう‐じしんちょうさ【反射法地震探査】
地表で人工的に振動を発生させ、地下の境界面にぶつかって戻ってくる反射波を測定・解析することにより、地質構造を調べる手法。地下資源や活断層の探索などに用いられる。
はんどうたい‐けんしゅつき【半導体検出器】
シリコンやゲルマニウムなどの半導体を利用した放射線測定器。半導体に放射線が入射する際に発生する電子・正孔を電極に集め、これを増幅し測定することで、放射線が損失したエネルギーが得られる。エネルギー...