あきのみや‐おんせんきょう【秋ノ宮温泉郷】
秋田県南部、役内(やくない)川上流にある温泉地。鷹(たか)の湯・稲住(いなずみ)・荒湯・湯の岱(たい)などからなる。
あ‐こう【阿衡】
《「阿」は頼みよる、「衡」ははかりの意》摂政・関白の異称。中国の殷(いん)の湯王が宰相の伊尹(いいん)をこう称したところからいう。一説に、伊尹の号とも。
あさ‐しも【朝霜】
《後世「あさじも」とも》朝、降りている霜。朝の霜。《季 冬》「—や茶湯の後のくすり鍋/丈草」
あさ‐の‐ちゃじ【朝の茶事】
茶の湯で、茶事七式の一。盛夏の朝の涼しいうちに催す茶会。朝会。朝茶。
あさ‐ぶろ【朝風呂】
朝入浴すること。また、朝から沸いている風呂。朝湯。
朝風呂(あさぶろ)丹前(たんぜん)長火鉢(ながひばち)
朝湯に入り、丹前を着て、長火鉢の前に座る意。遊び人などの気楽な生活をいう。
あし‐たず【葦田鶴】
《葦の生える水辺にいるところから》鶴(つる)の別名。「湯の原に鳴く—は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや時わかず鳴く」〈万・九六一〉
あしのゆ【芦ノ湯/芦之湯】
神奈川県足柄下郡箱根町の温泉。泉質は単純温泉・硫黄泉。箱根七湯の一。
あしや‐がま【蘆屋釜/芦屋釜】
茶の湯の釜で、室町時代を中心に、現在の福岡県北部の芦屋で作られたものの総称。特に、永正(えいしょう)以前のものは古蘆屋とよび、珍重される。
あし‐ゆ【足湯】
足の疲れや凝りをとるため、ひざから下を湯につけること。脚湯(きゃくとう)。足浴(そくよく)。