いおう‐せん【硫黄泉】
泉質の一。硫黄分を多く含む温泉。広義には硫化水素を含むものもいう。皮膚病や神経痛に効く。草津温泉・日光湯元温泉など。
いき【壱岐】
旧国名の一。現在の長崎県壱岐全島にあたる。壱州(いっしゅう)。 長崎県北部、玄海灘にある島。面積約134平方キロメートル。古くから対馬(つしま)とともに朝鮮半島や中国との通路にあたる要地。湯...
いきり【熱り】
熱気。湯気。いきれ。「コークスが炎天に—を上げて」〈谷崎・悪魔〉
いざさせ給(たま)え
《「させ給え」は、その上に来るはずの動詞を略したもの。「給え」は尊敬の補助動詞「給う」の命令形》 1 さあ、やってごらんなさい。「見所あらむ御かたち見出でて、—」〈宇津保・内侍督〉 2 さあ、い...
いし‐おとし【石落(と)し】
城郭の壁や石垣の上部に、床を突き出すように設けた開口部。石や熱湯を落下させたり、矢を射下ろしたりする所。
いし‐ぶろ【石風呂】
1 石でつくった浴槽。 2 岩屋・石室の蒸し風呂。石を焼いて水を注ぎ、その湯気を浴びる。「百姓ども御馳走に—をたき」〈咄・きのふはけふ・上〉
いず【伊豆】
旧国名の一。静岡県の伊豆半島および東京都の伊豆諸島にあたる。豆州(ずしゅう)。 伊豆半島中北部の市。多数の温泉のほか、修禅寺(しゅぜんじ)や天城峠(あまぎとうげ)など観光資源が豊富。平成16...
いず‐いし【伊豆石】
神奈川県の湯河原町・真鶴町から産する輝石安山岩。色は青黒く、庭石・建築などに用いる。小松石が有名。
いずさん‐じんじゃ【伊豆山神社】
静岡県熱海市伊豆山にある神社。祭神は伊豆山神。走湯権現(そうとうごんげん)。伊豆山権現。
いせ‐かぐら【伊勢神楽】
神楽の一。伊勢外宮(げくう)各社で行われた神楽が広まったもので、中部地方・東北地方などに分布。湯をふりかけて清める湯立てを行うのが特徴。霜月神楽。伊勢流神楽。