はり‐い【針藺】
カヤツリグサ科の一年草。田や湿地に群生し、高さ8〜18センチ。茎は細く、葉はない。夏から秋、卵形から楕円形の淡紫褐色の小さい穂をつける。
はる‐たで【春蓼】
タデ科の一年草。畑や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎は紅紫色、葉は長楕円形で表面に黒斑がある。春、紅紫色の萼(がく)をもつ白い小花を穂状につける。はちのじたで。
はん‐てつ【斑鉄】
土壌中の還元鉄が空気に触れて酸化し、青灰色から赤褐色になることで生じる斑紋。水田や低湿地などでみられる。
はん‐の‐き【榛の木】
カバノキ科の落葉高木。山林中の湿地に自生し、高さ約17メートル。葉は楕円形で縁にぎざぎざがある。早春、葉より先に、黒紫褐色の尾状の雄花穂と紅紫色の楕円状の雌花穂とがつく。実は小さく、松かさ状。水...
ばいけい‐そう【梅蕙草】
シュロソウ科の多年草。深山の湿地に自生し、高さ1〜1.5メートル。広楕円形の葉を互生。7月ごろ、白い6弁花を円錐状につける。根茎にアルカロイドを含み、農業用殺虫剤に使用。
バリグイ‐こうえん【バリグイ公園】
《Parque Barigui》ブラジル南部、パラナ州の都市クリチバの市内にある自然公園。1970年代、バリグイ川沿いの湿地帯と河川敷に水害対策と市民のレクリエーションを目的として建設。
バンジャルマシン【Banjarmasin】
インドネシア中部、カリマンタン島(ボルネオ島)南岸の港湾都市。南カリマンタン州の州都。バリト川に注ぐマルタプラ川、クイン川の合流点に位置する低湿地に広がり、杭上家屋や水上市場がある。同島南部に産...
バンダル‐ランプン【Bandar Lampung】
インドネシア、スマトラ島南端の港湾都市。旧称テルクベトゥン。ランプン州の州都。スンダ海峡につながるランプン湾に面し、ジャワ島のメラクと航路で結ばれる。低湿地が広がり、周辺ではコーヒー、コショウを...
パフィオペジラム【(ラテン)Paphiopedilum】
ラン科パフィオペジラム属の多年草の総称。葉を数枚地上に広げ、その中心から花茎を伸ばして1個または数個のクマガイソウに似た花をつける。亜熱帯地方の湿地に分布し、園芸種も多い。パフィオペディルム。
パロベルデ‐こくりつこうえん【パロベルデ国立公園】
《Parque nacional Palo Verde》コスタリカ北西部、グアナカステ県にある国立公園。ニコヤ湾に注ぐテンピスケ川下流域に位置し、広大な湿地が広がる。中米有数の水鳥の繁殖地として...