しんしゅつせい‐たいしつ【滲出性体質】
乳幼児期にみられる過敏体質の一。皮膚や粘膜が過敏で、湿疹(しっしん)や呼吸器・消化器などの炎症を起こしやすい。
そうい‐えん【爪囲炎】
爪の周りの皮膚が炎症を起こし赤く腫れた状態。ブドウ球菌などの感染による急性爪囲炎と、カンジダの感染や湿疹・乾癬(かんせん)などによる慢性爪囲炎がある。
たい‐どく【胎毒】
乳幼児の頭や顔にできる皮膚病の俗称。母体内で受けた毒が原因と思われていた。現代医学では、脂漏性湿疹(しっしん)、急性湿疹、膿痂疹(のうかしん)性湿疹などをいう。
ひふ‐カンジダしょう【皮膚カンジダ症】
カンジダという真菌が皮膚に感染して起こる病気。腋の下、乳房の下、股間など皮膚が擦れる部分や、乳幼児のおむつがあたる部分、水仕事が多い人の手指の間や爪の周りなどに湿疹・紅斑・びらんなどが生じる。
ひふ‐びょう【皮膚病】
皮膚の病気。湿疹(しっしん)・おでき・水虫・脱毛症・皮膚癌(がん)など。
ふきで‐もの【吹(き)出物】
皮膚にできる小さなできもの。にきび・湿疹など。
ぶつ‐ぶつ
[副] 1 小声でものを言うさま。「いつも—(と)ひとりごとを言う」 2 不平・不満や小言をいうさま。「陰で—(と)愚痴ばかり言っている」 3 物が泡立つように煮えたつさま。「豆が—(と)煮え...
ブフェキサマック【bufexamac】
非ステロイド性抗炎症剤の一。湿疹・皮膚炎などに用いる。
プロアクティブ‐りょうほう【プロアクティブ療法】
ステロイド剤を予防的に用いる、アトピー性皮膚炎の治療法。湿疹が改善した後も定期的にステロイド軟膏を塗ることで、皮膚の状態を正常に保つ。