ざん‐てき【残滴】
のこりのしずく。余滴。
し‐かん【視官】
視覚器官。「人の五官の中にて—と嗅官(きゅうかん)とを比較すれば」〈子規・墨汁一滴〉
しじ‐やく【指示薬】
滴定における当量点を知るために用いる試薬。また、水素イオン濃度などの判定に用いる試薬。リトマス・フェノールフタレインなど。
し‐そう【詞藻】
1 言葉のあや。修辞。「豊かな—の文」 2 文章や詩歌。「婦女に対する愛の自ら—の上にあらわれしも多かるべく」〈子規・墨汁一滴〉 3 詩文に対する才能。「—豊かな青年」
した‐たら・す【滴らす】
[動サ五(四)]滴り落ちるようにする。「汗を—・す」
した‐たり【滴り/瀝り】
1 滴ること。また、滴るもの。しずく。 2 苔(こけ)などを伝わって落ちる水滴。《季 夏》「—の思ひこらせしとき光る/汀女」
した‐つゆ【下露】
草木に置いた露。木や草から滴り落ちる露。《季 秋》⇔上露(うわつゆ)。
した・む【湑む/釃む】
[動マ五(四)] 1 液体を滴らせる。また、しずくを残らず垂らしきる。「冷たくなった徳利の底の酒を—・んで飲んだが」〈水上・大阪の宿〉 2 布などに液体をしみこませる。「酒精(あるこおる)で—・...
しつ‐む【湿霧】
地上の物がしっとりとぬれるほどの大きな水滴からなる霧。⇔乾霧(かんむ)。
しぶき【繁吹き/飛沫】
1 雨風が吹きつけること。また、その雨。「—が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉 2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫(ひまつ)。「波の—が掛かる」