うき【浮き/浮子/泛子】
1 浮くこと。また、浮く具合。 2 釣りで、当たりを知るために、またえさを所定の深さに置くために、釣り糸につける浮標。棒うき・玉うき・電気うきなどがある。 3 水中に敷設した漁網の位置を知るため...
うき‐ぎょしょう【浮(き)漁礁】
魚を集めるための、海中や海面に浮かせた状態の人工漁礁。
うき‐だま【浮(き)玉】
漁網の浮きに使われる、ガラスやプラスチック製の球。中は空洞。びん玉。
うき‐はえなわ【浮き延縄】
浮標をつけて海中に漂わせた延縄。海の上層を遊泳するマグロ・サバ・サヨリなどを漁獲する。
うけ‐うら【請浦】
江戸時代、漁村の漁業年貢などの徴収・納入を、年限を定めて村、または地元の人や町の魚商人が請け負ったこと。
うたせ‐あみ【打た瀬網】
引き網の一。漁船の船首と船尾から出した長い桁(けた)に網の引き綱を結びつけて、風力・潮力・人力を利用して引き回す袋状の網。底生の魚介類を捕る。
うちあげ‐ウインドー【打(ち)上げウインドー】
ロケットの打ち上げが可能な、または適した時期。探査機などを所定の軌道に投入するには、ある限られたタイミングで打ち上げる必要がある。また、日本の種子島宇宙センターの打ち上げ時期に関わる漁業協定のよ...
う‐なわ【鵜縄】
1 鵜飼いのウを操るために、首につける縄。《季 夏》「川風や—つくらふ小手の上/几董」 2 ウの羽や木片をいくつも縄に結びつけた漁具。二人で両端を持って川をのぼり、魚をかりたてて網の方へ追い込む...
うま‐ひと【貴人】
身分の高い人。家柄のよい人。きじん。「あさりする漁夫(あま)の子どもと人は言へど見るに知らえぬ—の子と」〈万・八五三〉
うまれいずるなやみ【生れ出づる悩み】
有島武郎の短編小説。大正7年(1918)発表。北海道出身の漁夫画家、木田金次郎をモデルとした作品。