かつら‐かご【桂籠】
置き花生けの籠の一。桂川の漁師の魚籠を、千利休が花入れに応用したのに始まる。鮎籠(あゆかご)。
かづき
《「かなつ(金突)き」の音変化》魚を突いて捕る漁具。銛(もり)・やすの類。「宇治川の早瀬落ち舞ふ漁舟の—にちがふ鯉のむらまけ」〈山家集・下〉
カディス【Cádiz】
スペイン南西部、アンダルシア州の都市。ジブラルタル海峡の北西部カディス湾に面し、同国有数の港湾として発展。造船業、漁業、農産物の輸出が盛ん。スペイン海軍の基地がある。
カトバロンガン【Catbalogan】
フィリピン中央部、ビサヤ諸島東部のサマール島の都市。西サマール州の州都。同島西岸に位置し、漁港がある。巨大な鍾乳洞や滝で知られるソホトン国立公園への観光拠点。カトゥバロンガン。
かなた‐こなた【彼方此方】
[代]遠称の指示代名詞。いろいろの場所・方向などをさす。あちらこちら。方々。「見渡す海原の—には三本檣(マスト)の大きな漁船が往来(ゆきき)して居る」〈荷風・ふらんす物語〉
かに‐こうせん【蟹工船】
北洋でカニ漁を行う母船。漁獲したカニを船中で缶詰に加工する設備をもつ。蟹母船。《季 冬》 [補説]書名別項。→蟹工船
カビエン【Kavieng】
パプアニューギニア北東部、ニューアイルランド島の港湾都市。同島北端に位置し、バルガイ湾に面する。漁業が盛んで水産加工場が立地するほか、コプラを産する。沈没船が多くスキューバダイビングの名所として...
かまいし‐こう【釜石港】
岩手県釜石市、釜石湾奥にある港。重要港湾の一で、管理者は岩手県。明治7年(1874)に建設された官営製鉄所の拡大とともに発展、昭和9年(1934)には県唯一の開港場となる。三陸沖漁業の拠点として...
かみあまくさ【上天草】
熊本県西部、天草上島(あまくさかみしま)東半分と大矢野(おおやの)島などからなる市。漁業やポンカンの栽培が盛ん。平成16年(2004)大矢野町、松島町、姫戸(ひめど)町、龍ヶ岳(りゅうがたけ)町...
かみかまがり‐じま【上蒲刈島】
広島県南部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。呉市南東部にある。面積19平方キロメートル。島中央部に七国見(ななくにみ)山(標高457メートル)があり全般に平地に乏しい。ミカン栽培のほか沿岸漁業・真珠養...