きおいじし【勢獅子】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「勢獅子劇場花罾(きおいじしかぶきのはなかご)」。3世瀬川如皐(せがわじょこう)作詞、5世岸沢式佐作曲、花柳寿輔振り付け。嘉永4年(1851)江戸中村座初演。
きかんしゃせんせい【機関車先生】
伊集院静の小説。瀬戸内海の小島にある小学校に赴任してきた教師と、子供たちとの交流を描く。平成6年(1994)刊行。同年、第7回柴田錬三郎賞受賞。平成9年(1997)にアニメ映画、平成16年(20...
きき‐いっぱつ【危機一髪】
髪の毛1本ほどのごくわずかな差で危機におちいりそうな危ない瀬戸際。「—のところで難を免れる」
きしゅう‐ネル【紀州ネル】
木綿のネルの通称。明治初期に、紀州の瀬戸重助が作り始めたところからいう。
きせ‐がわ【黄瀬川/木瀬川】
静岡県東部の川。御殿場付近に源を発して南流し、沼津市と清水町との境で狩野(かの)川に注ぐ。長さ約32キロ。下流にあった黄瀬川宿は治承4年(1180)源頼朝・義経の対面の地。
き‐せと【黄瀬戸】
安土桃山時代に美濃で焼かれた瀬戸系の陶器。淡黄色の釉(うわぐすり)をかけたもの。意匠の特色から、あやめ手、ぐいのみ手などが有名。
き‐ぜわし・い【気忙しい】
[形][文]きぜは・し[シク] 1 あれこれと気持ちがせかれて、落ち着いていられない。きぜわしない。「—・い年の瀬」「—・く荷物をまとめる」 2 落ち着きがなく、せっかちである。きぜわしない。「...
きたぎ‐いし【北木石】
岡山県笠岡市の、瀬戸内海に浮かぶ北木島などから産する花崗岩(かこうがん)の石材。淡紅色や白色。建築や墓石に用いられる。
きちや‐おしろい【吉弥白粉】
上村吉弥が京都四条通りの高瀬川橋詰めで売り出したおしろい。
昨日(きのう)の淵(ふち)は今日(きょう)の瀬(せ)
《古今集・雑下の「世の中は何か常なる飛鳥川(あすかがわ)昨日の淵ぞ今日は瀬になる」から》「明日は淵瀬」に同じ。