か‐こう【火口】
1 火山の、噴出物が放出される開口部。噴火口。 2 ボイラーの火のたき口。
かこう‐きゅう【火口丘】
「中央火口丘」の略。
かこう‐げん【火口原】
複式火山の、中央火口丘と外輪山との間の平地。箱根仙石原(せんごくはら)など。
かこうげん‐こ【火口原湖】
火口原に水がたまってできた湖。箱根山の芦(あし)ノ湖、榛名(はるな)山の榛名湖など。
かこう‐こ【火口湖】
火口に水がたまってできた湖。蔵王(ざおう)山の御釜など。
かこう‐こう【火口港】
火口に海水が浸入してできた湾を利用した港。伊豆大島の波浮(はぶ)港など。
かこう‐こく【火口谷】
火口壁の一部が崩れて浸食され、火口から麓に向かってできた谷。
かこうしゅうへん‐けいほう【火口周辺警報】
気象庁が発表する噴火警報で、警戒が必要な範囲が火口周辺に限られる場合に発表される警報の略称。
かこう‐せ【火口瀬】
火口またはカルデラの縁の一部が浸食されて、火口湖または火口原湖の水が流れ出す所。箱根山の早川や阿蘇山の白川など。かこうらい。
かこう‐らい【火口瀬】
⇒かこうせ(火口瀬)