や‐か【野火】
1 野を焼く火。のび。〈日葡〉 2 野を飛ぶ火。鬼火。「月ともなく星ともなく、一団の—顕(あらは)れ出で」〈浄・栬狩剣本地〉
闇夜(やみよ)の灯火(ともしび)
困り果てているときに、頼りになるものにめぐりあうこと。また、切望するものにめぐりあうこと。闇夜の提灯(ちょうちん)。
ゆうれい‐び【幽霊火】
幽霊のそばで燃えるとされる青白い火。絵に描き表されたり、演劇などで、幽霊の現れるときにともしたりする。
よっ‐か【欲火】
激しい情欲を、燃える火にたとえた語。
よわ‐び【弱火】
火力の弱い火。とろ火。⇔強火。
らい‐か【雷火】
いなびかり。いなずま。また、落雷によって起こる火災。《季 夏》
りゅうせい‐か【流星火】
「流星2」に同じ。
りょう‐か【燎火】
かがり火。庭火。
りょうげん‐の‐ひ【燎原の火】
燃えひろがって野原を焼く火。勢いが盛んで防ぎ止められないもののたとえにいう。
りん‐か【燐火】
墓地や湿地で発生する青白い火。人魂(ひとだま)。鬼火。狐火(きつねび)。