とう‐かん【灯竿】
航路標識の一。桟橋・防波堤などの端に設置し、夜間に港の位置を示す小型の灯台。
とう‐が【灯蛾】
夜、灯火に集まる蛾の類。火取虫(ひとりむし)。《季 夏》「—よりもかそかに何を呟くや/楸邨」
とう‐がい【灯蓋】
《「とうかい」とも》灯火用の油皿をのせるもの。また、油皿。
とう‐けい【灯檠】
灯火の油皿をのせる台。灯台。
とう‐こう【灯光】
ともしびの光。あかり。
とう‐しみ【灯心】
《「とうじみ」とも》「とうしん(灯心)」に同じ。「髪は—を戴きたるやうにて」〈今昔・二九・二六〉
とうしみ‐とんぼ【灯心蜻蛉】
イトトンボの別名。とうすみとんぼ。
とう‐しょく【灯燭】
ともしび。灯火。とうそく。
とう‐しん【灯心/灯芯】
行灯(あんどん)・ランプなどの芯。灯油に浸して火をともすひも状のもの。綿糸などを縒(よ)り合わせて作る。
とうしん‐おさえ【灯心抑え】
油皿の灯心をおさえたり、かき立てたりするのに用いる金属または陶製の棒。かきたて棒。かきたて木。