チャート【chert】
珪質(けいしつ)の堆積(たいせき)岩の一。緻密(ちみつ)で細かい石英からなる硬い岩石。ふつう乳白色で、含まれる不純物により赤・緑・灰色などのものがある。放散虫や珪質海綿・珪藻などが深海底に集積し...
ちょうげんぼう【長元坊】
ハヤブサ科の鳥。全長は雄が33センチ、雌が38センチくらい。褐色の地に黒い縞模様があり、雄は頭と尾が青灰色。断崖(だんがい)で繁殖し、秋・冬は農耕地や河原でみられる。まぐそだか。
つち‐がえる【土蛙】
アカガエル科のカエル。体長約4〜6センチ。背面は暗褐色で線状やいぼ状の突起があり、腹面は灰色で斑紋が散在。4〜6月ごろ産卵、おたまじゃくしのまま越冬し、翌年成体となる。本州以南に分布。いぼがえる...
つつがね‐いろ【砲金色/筒金色】
金属光沢のある暗灰色。ガンメタリック。
テルル【(ドイツ)Tellur】
酸素族元素の一。単体は、銀灰色の金属テルルと灰色粉末の無定形テルルとがある。化学的性質は硫黄やセレンに似る。顔料・合金添加元素などに利用。有毒。元素記号Te 原子番号52。原子量127.6。
てんじく‐だい【天竺鯛】
スズキ目テンジクダイ科の海水魚。全長約10センチ。体は長楕円形で側扁。体色は淡灰色で、10本の灰褐色の横帯がある。目と口が大きく、雄が卵塊を口に含んで保護する。本州中部以南に分布。
とう‐せんせき【透閃石】
角閃石の一。白または灰色で、長柱状または繊維状の結晶。単斜晶系。苦灰石が低温の変成作用を受けてできる。透角閃石。
とが‐さわら【栂椹】
マツ科の常緑大高木。本州・四国の深山に自生。樹皮は灰色。葉は針状で、2列に密生する。4月ごろ、雌花と雄花が咲き、球果は黒褐色。材は軽く、建築材や桶に利用。
トープ【(フランス)taupe】
《モグラの意》茶色がかった濃い灰色。
どうぶつき【動物記】
シートンの著作集。「私の知っている野生動物たち」(1898)、「大灰色グマの伝記」(1900)などがあり、精密な観察、すぐれた物語性により、動物文学の代表とされる。