してんのう‐ごうぎょうほう【四天王合行法】
密教で、四天王を本尊として同一の壇で行う修法。災厄を祓(はら)い、福徳を招き、国土安穏を祈る。四天合行の法。
しょう‐さんさい【小三災】
仏語。3種の災厄。→三災
じく‐じゅ【慈救呪】
不動明王の呪文の一。唱えると災厄からまぬがれ、願い事がかなうという。慈救の偈(げ)。
じゅう‐やく【重厄】
1 重大な災厄の起きるおそれ。 2 重い厄年。陰陽道などで大厄にあたる年まわり。
そくさい‐ほう【息災法】
天災・戦禍・病気などの災厄を消滅させるための密教の修法。
そみん‐しょうらい【蘇民将来】
1 神に宿を貸した善行により茅(ち)の輪の法を教えられ、子孫に至るまで災厄を免れることを約束された説話上の貧者の名。→ 茅(ち)の輪 2 疫病よけの護符の名。柳の木を六角または八角の塔状に削り、...
たたり【祟り】
1 神仏や怨霊(おんりょう)などによって災厄をこうむること。罰(ばち)・科(とが)・障りと同義的に用いられることもある。「山の神の—」 2 行為の報いとして受ける災難。「悪口を言うと、後の—が恐...
どうじきょう‐ほう【童子経法】
密教で、乾闥婆(けんだつば)王か不動明王を本尊とし、小児の病気・災厄を除き、また安産を祈る修法。
ナクバ‐の‐ひ【ナクバの日】
《ナクバ(Nakba)はアラビア語で「破局」「災厄」の意》1948年のイスラエル建国によって、パレスチナの地に住んでいたアラブ人が居住地を追われ、難民となったことを嘆く日。5月15日。
なつ‐まつり【夏祭(り)】
夏季に行われる神社の祭り。疫病・災厄などをはらう祈願から発生したものが多い。《季 夏》