しょうしゃ‐こうか【照射効果】
放射線を受けた物質に引き起こされる、さまざまな物理的・化学的変化。格子欠陥による結晶の着色や物性の変化、原子炉内の中性子線による照射脆化などが知られる。
しょうしゃ‐ぜいか【照射脆化】
[名](スル)原子炉圧力容器が核分裂で生じる中性子を浴びてもろくなること。またその現象。過酷事故につながる危険性が高いとされる。
しょうせい‐かん【焼成管】
⇒炉心管
しょうよう‐ろ【商用炉】
⇒商業用原子炉
しょ‐ずみ【初炭】
茶の湯で、三炭(さんたん)の一。茶事の際に、亭主が行う最初の炭手前。風炉の季節には懐石のあと、炉の季節には客が初座入りし主客があいさつしたあとすぐに行う。
しんこうは‐ろ【進行波炉】
第四世代原子炉の一つ。核燃料として通常の原子炉では使用されない劣化ウランを使用。増殖炉に分類され、ウラン238に1個の中性子が衝突し、β崩壊を伴ってネプツニウム、プルトニウムへと変化する。核分裂...
シー‐エス‐エス【CSS】
《containment spray system》⇒原子炉格納容器スプレー設備
シーメンズ【William Siemens】
[1823〜1883]ドイツ生まれの英国の技術者。ドイツ名はカール=ウィルヘルム=ジーメンス。ジーメンスの弟。蒸気機関の差動調速機、再生蒸気機関を発明。弟F=ジーメンスとともに平炉製鋼法を発明。
シールド【shield】
1 盾(たて)。盾のように防ぎ守るもの。 2 電磁場や放射線の影響を遮断する覆いや防御壁。原子炉の周りのコンクリート構造物など。遮蔽(しゃへい)。 3 トンネル掘削に使う、刃口のついた鋼製円筒ま...
ジェー‐エム‐ティー‐アール【JMTR】
《Japan Materials Testing Reactor》日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターにある材料試験炉。昭和40年(1965)に建設が開始され、昭和43年(1968)に臨...