とうじ‐ばい【冬至梅】
梅の一品種。白い花が冬至のころから咲きはじめる。《季 冬》「—暖炉の側でふくらみぬ/青邨」
とうせん‐かろ【冬扇夏炉】
「夏炉冬扇(かろとうせん)」に同じ。
とうど‐へき【凍土壁】
福島第一原発事故で損壊した原子炉建屋への地下水の流入を遮断するために、地中に設置される壁。建屋の周囲に、一定の間隔でパイプを垂直に埋設し、冷却材を循環させて凍土の壁をつくる。凍土遮水壁。
とおやま‐ばい【遠山灰】
茶の湯で、風炉の五徳の向こうに山の形に盛った灰。一つ山・二つ山・向山(むこうやま)の3種がある。
とくてい‐げんしりょくしせつ【特定原子力施設】
災害時の応急措置を講じた後も特別な管理が必要な施設として、原子炉等規制法に基づいて国が指定した原子力施設。平成24年(2012)、福島第一原子力発電所が初めて指定された。
とくてい‐じしょう【特定事象】
原子力施設から周辺の環境に放射線が放出される恐れのある状態。原子力災害対策特別措置法(原災法)に基づいて、原子力防災管理者は政府・地方公共団体に通報しなければならない。通報事象。 [補説]原子力...
とし‐とり【年取り】
1 年齢が加わること。加年。加齢。 2 新年を迎えること。また、大晦日(おおみそか)または節分の夜に年を取ることを祝って行う儀式。《季 冬》「—が済みて炬燵(こたつ)に炉に集ひ/素十」
とまり‐はつでんしょ【泊発電所】
北海道の海岸部、古宇(ふるう)郡泊村にある、北海道電力の原子力発電所。平成元年(1989)に運転開始した1号機をはじめ三つの炉がある。すべて加圧水型。→原子力発電所[補説]
トリウム【thorium】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色のもろい金属。同位体もあるが、天然に存在するほとんどすべては質量数232のもので、中性子の照射でウラン233に変換するので原子炉燃料になる。光...
どう‐ずみ【胴炭】
茶の湯の炉や風炉(ふろ)に最初に据えて芯(しん)とする炭。