なか‐ばしら【中柱】
1 茶室内の炉の隅に立てられる柱。ゆがみばしら。 2 部屋の中央にある柱。「母屋の—にそばめる人」〈源・空蝉〉
なが‐いた【長板】
茶道で、風炉(ふろ)・水指(みずさし)などをのせる長方形の板。台子(だいす)の地板に相当するもの。
ナク【NaK】
ナトリウム22パーセント・カリウム78パーセントの合金。常温で液体。原子炉の冷却材に使用。
なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】
茶の湯で、残り少なくなった前年の古茶の名残を惜しんで、陰暦8月末日から9月にかけて催す茶会。今は、風炉から炉に移る10月中旬より下旬にかけて催す。名残の茶事。
ナトリウム【(ドイツ)Natrium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、水よりも軽い。水と激しく反応して水素を発生する。空気中では酸化しやすいので、石油中に保存する。還元剤などに用い、原子炉の冷却剤にも利用。海水中...
ナトリウムれいきゃく‐こうそくろ【ナトリウム冷却高速炉】
液体金属ナトリウムを冷却材として用いる高速炉。高速増殖炉のほとんどがこの炉型を採用し、日本・米国・フランス・ロシアなどで実験炉や原型炉が開発された。第四世代原子炉の一つとして、実用化に向けた開発...
なまりごうきんれいきゃく‐こうそくろ【鉛合金冷却高速炉】
⇒鉛冷却高速炉
なまり‐ビスマス【鉛ビスマス】
鉛とビスマスの合金。融点セ氏125度。沸点セ氏1670度。水や空気に触れても激しく反応しないことから、高速炉の冷却材や、加速器駆動未臨界炉における核破砕反応のターゲット物質としての利用が検討され...
なまりれいきゃく‐こうそくろ【鉛冷却高速炉】
液体の鉛または鉛とビスマスの合金を冷却材として用いる高速炉。第四世代原子炉の一つとして開発が進められている。鉛合金冷却高速炉。LFR(lead-cooled fast reactor)。
なら‐ぶろ【奈良風炉】
奈良で製出した茶の湯用の土風炉(どぶろ)。京都でも同形のものがつくられた。