ねんしょう‐かん【燃焼管】
⇒炉心管
ねんしょう‐しつ【燃焼室】
ボイラー・炉や内燃機関などで、燃料を燃焼させる所。
ねんしょう‐りつ【燃焼率】
ボイラーの炉の火格子(ひごうし)上で石炭など固体燃料が燃焼するときの、火格子1平方メートルで1時間に燃焼する量。
ねんりょう‐きゅう【燃料球】
レーザー核融合炉で用いられる、核燃料を収めた容器。極低温で固体状態にある重水素と三重水素を球形にしたものや、金属やプラスチックに収めたものなどが考案されている。燃料ペレット。燃料ターゲット。
ねんりょう‐しゅうごうたい【燃料集合体】
原子炉に燃料として装荷される燃料棒の束。数十本から数百本の燃料棒が正方形や六角形に束ねられている。核燃料集合体。
ねんりょう‐そんしょう【燃料損傷】
⇒炉心損傷
ねんりょう‐デブリ【燃料デブリ】
原子炉の事故で、炉心が過熱し、溶融した核燃料や被覆管および原子炉構造物などが、冷えて固まったもの。核燃料デブリ。
ねんりょう‐ぼう【燃料棒】
原子炉用の棒状燃料。ふつう、酸化ウランを筒状の被覆管に密封したもの。実際には、これを数十から数百本束ねた集合体を単位として使う。→燃料集合体
ねんりょう‐ようゆう【燃料溶融】
原子炉の炉心が十分に冷却できない、または炉心の出力が異常に上昇することによって、温度が上昇し、燃料ペレットや燃料集合体が溶融して、燃料集合体が形状を維持できなくなる状態。→メルトダウン
のうしゅく‐ウラン【濃縮ウラン】
天然ウラン中に0.72パーセントしか含まれていないウラン235の濃度を人工的に高めたウラン。軽水炉では2〜4パーセントに濃縮したものが使用される。濃縮の方法には、ガス拡散法・遠心分離法・イオン交...