氷(こおり)と炭(すみ)
二つのものの性質が、まったく相反していることのたとえ。また、両者の仲が非常に悪いことのたとえ。水と油。
こく‐たん【黒炭】
⇒瀝青炭(れきせいたん)
こ‐ずみ【小炭】
小さく切った木を焼いて作った炭。
こ‐ずみ【粉炭】
砕けて粉末になった炭。こなずみ。
こっ‐たん【骨炭】
動物の骨を乾留して得る炭素質の粉。主成分は燐酸(りんさん)カルシウム。吸着性があるので脱色剤などに用いる。
こな‐ずみ【粉炭】
木炭が砕けて細かくなったもの。《季 冬》「—のよく起きてゐる灰の中/立子」
ご‐ずみ【後炭】
茶の湯で、三炭(さんたん)の一。茶事の際、濃い茶がすんで薄茶に移る前に、火を直すために行う炭手前。のちずみ。
のち‐ずみ【後炭】
⇒ごずみ(後炭)
さい‐たん【採炭】
[名](スル)石炭を採掘すること。「露天掘りで—する」「—量」
さくら‐ずみ【佐倉炭/桜炭】
千葉県佐倉地方に産するクヌギからつくる炭。上質とされ、茶の湯などに用いられる。 [補説]「桜」は当て字。