かつお【鰹/堅魚/松魚】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形。背部は暗青紫色、腹部は銀白色で、死後に青黒色の縦縞が現れる。世界の温・熱帯海に分布し、季節的に回遊。日本にはふつう3〜4月に南岸に近づき、5〜6月に...
カルビ
《(朝鮮語)》牛や豚のばら肉。ふつう骨付きのものをいい、焼き肉や煮物に用いる。 [補説]日本では、ばら肉以外の部位で、脂身の多いものをさすこともある。
かん‐ぴょう【干瓢/乾瓢】
ユウガオの白い果肉を細長くむき、干した食品。鮨(すし)・煮物の具にする。
きょう‐な【京菜】
アブラナ科の野菜。葉は根際から多数出て、細く裂けている。春、黄色の花が咲く。ふつう夏に種子をまき、冬から初春にかけて収穫。葉を漬物や煮物にする。古くから京都地方で栽培され、関西ではミズナとよぶ。...
きり‐ぶた【切(り)蓋】
煮物などのとき、鍋のふたを少しずらしてかぶせること。
きりぼし‐だいこん【切(り)干し大根】
大根を細長く、または薄く切って干したもの。煮物・はりはり漬けなどに用いる。
くず‐に【葛煮】
葛粉を用いた煮物。材料に葛粉をまぶして煮る方法と、仕上げに水で溶いた葛粉を加えてとろみを出す方法とがある。
くず‐ひき【葛引き】
1 葛粉を塗った紙。幅約1.5センチに切って日本髪の飾りなどにする。 2 煮物や焼き物の仕上がりに、つやを出したり汁をまとめたりするために、薄く葛粉をひいて仕上げた料理。
くるみ‐どうふ【胡桃豆腐】
クルミの実をすりつぶして葛粉(くずこ)をまぜ、水を加えて煮て豆腐のように固めたもの。椀物の種や煮物に用いる。
こげ‐つ・く【焦げ付く】
[動カ五(四)] 1 焦げて鍋や網などにつく。「煮物が—・く」 2 貸した金銭が回収不能となる。「貸出金が—・く」 3 相場が固定して変動しなくなる。