くま【熊】
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど...
くま【熊】
《原題、(フランス)L'Ours》ハイドンの交響曲第82番ハ長調の通称。1786年作曲。パリ交響曲の一。通称は第4楽章に熊のうなり声を連想させる低音が用いられることに由来する。
くま‐あり【熊蟻】
クロオオアリの別名。
くま‐いちご【熊苺】
バラ科の落葉小低木。日当たりのよい山地に生え、茎にとげが多い。葉は広卵形で三〜五つに浅く裂ける。初夏、白い花をつけ、実は赤く熟し、食べられる。
くま‐えび【熊海老】
クルマエビ科のエビ。体長約20センチ。縞模様があり、脚は紅白のだんだら模様。東京湾以南に産し、てんぷらの材料にされる。
くま‐おくり【熊送(り)】
アイヌの儀礼・行事の一。熊を、神の化身と考え、その霊を神の国へかえすために行うもの。捕獲した子熊を一定期間飼育し、丁重な儀礼をもって殺し、祭壇にそなえ、その肉を共食し、神の国へ送る。同様の儀式が...
くまがい【熊谷】
埼玉県熊谷(くまがや)市の旧称。熊谷氏の本拠。→くまがや(熊谷)
くまがい【熊谷】
姓氏の一。 [補説]「熊谷」姓の人物熊谷一弥(くまがいいちや)熊谷岱蔵(くまがいたいぞう)熊谷達也(くまがいたつや)熊谷直実(くまがいなおざね)熊谷直好(くまがいなおよし)熊谷守一(くまがいもりかず)
くまがい‐いちや【熊谷一弥】
[1890〜1968]テニス選手。福岡の生まれ。大正7年(1918)全米オープンで、日本人として初めてグランドスラムのベスト4に進出。大正9年(1920)アントワープ-オリンピックではシングルス...
くまがい‐がさ【熊谷笠】
武蔵国熊谷地方で作られた深編み笠。すり鉢を伏せたような形の笠で、武士や虚無僧(こむそう)・医師などがかぶった。《季 夏》