こう‐てい【孝悌/孝弟】
父母に孝行で、兄によくしたがうこと。「—は仁を為すの本」
こう‐どう【孝道】
よく父母に仕える道。孝行の道。「故(ことさら)に—の義を釈(と)いて」〈芥川・枯野抄〉
こう‐ひ【考妣】
《「考」は亡父、「妣」は亡母の意》亡き父母。
こくあん‐じごく【黒闇地獄】
阿鼻(あび)地獄に属する地獄の一。灯明や、父母・長上の物を盗んだ罪人が、その報いを受ける。黒闇。
こ‐じ【怙恃】
1 たのみとすること。頼り。 2 《「詩経」小雅・蓼莪の「父無くんば何をか怙(たの)まん、母なくんば何をか恃(たの)まん」から》父母。両親。「総角(そうかく)の頃に早く—を喪(うしな)い」〈二葉...
こつ‐がい【乞丐】
物乞いをすること。また、その人。こじき。乞丐人。「父母(ぶも)ありしかども皆死にて相知れる人もなし。然(さ)れば寄り付く方なくて、かかる—をばするなり」〈今昔・二・二四〉
こと‐し‐も【事しも】
[副]《名詞「こと」+副助詞「し」+係助詞「も」から》ちょうど。あたかも。まるで。呼応の副詞のように、下に「如く」「ように」などの語をとることが多い。「聖人、—我が父母(ぶも)などの病まんを歎か...
このめ‐は・る【木の芽張る】
[動ラ四]木の芽が膨らむ。木の芽がもえ出る。「張る」を「春」に掛けて用いることが多い。《季 春》「四方山(よもやま)に—・る雨降りぬれば父母(かぞいろは)とや花の頼まむ」〈千載・春上〉
コピーすう‐たけい【コピー数多型】
細胞の特定の染色体領域に存在する遺伝子のコピーの数が個人・個体によって異なること。また、その領域をいう。CNV(copy number variation)。 [補説]ヒトの遺伝子は通常、父母か...
こんけつ‐じ【混血児】
人種の異なる父母の間に生まれた子供。