こんぱる【金春】
能楽師の姓の一。シテ方と太鼓方にこの姓がある。金春禅竹の曽祖父にあたる26世毘沙王権守(びしゃおうごんのかみ)の童名によったもの。 「金春流」または「金春座」の略。
こんぱる‐りゅう【金春流/今春流】
1 能のシテ方の流派の一。大和猿楽円満井(えんまんい)座の流れで、幕末までは金春座といった。飛鳥時代の秦河勝(はたのかわかつ)を遠祖とするが、金春禅竹のころ流風が確立、桃山時代に全盛を極めた。 ...
こんみん‐とう【困民党】
明治中期、負債の利子の減免などを要求して騒動を起こした農民組織。松方財政下の不況によって養蚕・製茶などの副業に打撃を受けた関東・中部地方の農民が組織し、秩父事件・群馬事件などにも参加した。借金党...
こん‐わ【懇話】
[名](スル)打ち解けて親しく話し合うこと。また、その話。懇談。「父兄と教師が—する」「—会」
コーディリア【Cordelia】
シェークスピアの悲劇「リア王」の登場人物。リア王の末娘で、長女と次女に裏切られた父王を救い出すが、捕虜となって死ぬ。コーディーリア。コーデリア。 天王星の第6衛星。1986年にボイジャー2号...
コーヒーカンタータ【(ドイツ)Kaffee-Kantate】
バッハの世俗カンタータ「そっと静かに、おしゃべりはやめて」の通称。1732年頃の作。コーヒーに夢中の娘と、それをたしなめる父親とのやりとりを喜劇風に描いたもの。
ご‐きょう【五教】
1 儒教でいう、人の守るべき五つの教え。君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友(ほうゆう)の信の五つとする説(孟子)と、父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝の五つとする説(春秋左氏伝)と...
ご‐ぎ【五義】
《「国語」周語中から》人の守るべき五つの正しい道。父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝であること。五教。
ご‐ぎゃく【五逆】
1 仏語。5種の最も重い罪。一般には、父を殺すこと、母を殺すこと、阿羅漢(あらかん)を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることをいい、一つでも犯せば無間地獄(むけんじごく)に落ちると説か...
ご‐しんとう【五親等】
親等の一。本人またはその配偶者から5世を隔てた人との親族関係。高祖父母の父母、いとこの子などとの関係がこれにあたる。