かた‐ばたらき【片働き】
夫婦のどちらか一方だけが働いて生計を立てること。「—世帯」→共働き
かた‐ばち【片撥】
1 太鼓などの打楽器で、一対のばちのうちの一方だけで打つこと。特に能楽や長唄の囃子(はやし)で、太鼓を右手のばちだけで打つこと。 2 三味線の奏法で、すくうことをしないで、ばちを打ちおろすと...
かた‐ひいき【片贔屓】
《「かたびいき」とも》一方だけをひいきにすること。えこひいき。片引き。「疾(と)き遅き花にや雨の—」〈毛吹草・五〉
かた‐ひ・く【片引く/方引く】
[動カ四]一方だけをひいきにする。えこひいきする。「兄を憎みて、弟(おとと)を—・き給ひて」〈愚管抄・四〉
かた‐ひざ【片膝】
片方のひざ。「—を立てる」
かたひざ‐たて【片膝立て】
片方のひざを立てて座る姿勢。「医者は縁に—をし」〈志賀・暗夜行路〉
かた‐ひじ【片肘/片肱】
片方のひじ。「机に—を突く」
かた‐ひば【片檜葉】
イワヒバ科の常緑性のシダ。根茎は針金状で、岩面をはう。約20センチの茎が立ち、うろこ状の葉を密につけ、ヒノキの葉に似る。
かた‐びさし【片庇/片廂】
1 片流れのひさし。 2 粗末な差し掛けの屋根。 3 兜(かぶと)の眉庇(まびさし)。
かた‐びらき【片開き】
開き戸が1枚だけで、一方にだけ開閉する戸。⇔両開き。