ご‐ず【牛頭】
頭が牛、からだは人の形をした地獄の獄卒。
ごず‐せんだん【牛頭栴檀】
南インドの牛頭山に産する栴檀から作った香料。麝香(じゃこう)のような芳香をもち、万病を除くという。牛頭香。
ごず‐てんのう【牛頭天王】
もと、インドの祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神。悪疫を防ぐ神として、日本では京都祇園の八坂神社などに祭られる。
ごず‐めず【牛頭馬頭】
頭が牛や馬で、からだは人の形をした地獄の獄卒。
ご‐ぼう【牛蒡】
キク科の二年草。高さ約1.5メートル。主根はまっすぐ地中に伸びる。葉は心臓形で、裏面に灰白色の綿毛が密生する。夏、紫色のアザミに似た花をつける。ヨーロッパ・ヒマラヤ・中国に分布し、日本では古くか...
ごぼう‐あざみ【牛蒡薊】
キク科の越年草。高さ約1メートル。葉は羽状に裂け、縁にぎざぎざがある。夏に紫紅色のアザミに似た花をつける。根は長く太く、香気があり、味噌漬けなどに用いる。もりあざみ。きくごぼう。やまごぼう。
ごぼう‐じま【牛蒡縞】
ゴボウの根のような細い縦縞模様。
ごぼう‐じめ【牛蒡注連】
ごぼうのように細長く、堅くくくった注連縄(しめなわ)。《季 新年》
ごぼう‐じり【牛蒡尻】
犬や猫の尾の短いもの。
ごぼう‐ぬき【牛蒡抜き】
1 牛蒡を引き抜くように、棒状のものを力を入れて一気に引き抜くこと。 2 多くの中から一つずつを勢いよく抜くこと。座り込みの人などを一人ずつ排除したり、人材を引き抜いたりする場合に用いる。また、...