フィジカル【physical】
[形動] 1 物質に関するさま。「—ディストリビューション(=物流)」 2 物理的。物理学的。「—な力」「—サイエンス」 3 肉体的。身体的。「—な関係」「—トレーニング」→メンタル [補説]3...
フィトンチッド【(ロシア)fitontsidï/(英)phytoncide】
《「フィトンシド」とも》樹木から放出される揮発性の物質。芳香と殺菌性があり、テルペンの類とされる。ソ連のB=トーキンが発表した。植物性殺菌素。→森林浴
フィルター‐ベント【filter vent】
原子力発電所で重大な事故が発生した際に、原子炉格納容器の破損を防止するために原子炉内の蒸気を放出する装置で、排気中の放射性物質を除去するフィルターを備えたもの。フィルター付きベント。→ベント
ふうにゅう‐ざい【封入剤】
顕微鏡で、スライドグラスにのせた試料を固定・保持するために用いる物質。乾燥や退色の防止、長期間の保存、屈折率の最適化などを目的とする。
ふう‐ろう【封蝋】
松脂(まつやに)・シェラック・蜜蝋などを混合した蝋状の物質。瓶の栓や手紙の封じ目などの密封に用いる。
フェルビナク【felbinac】
非ステロイド性抗炎症薬の一。皮膚から吸収され、痛みや炎症の原因となる物質の生成を抑える。変形性関節症・腱鞘炎(けんしょうえん)・筋肉痛などの治療に用いられる。化学式C14H12O2
フェロモン【pheromone】
《刺激を運ぶものの意》動物の体内で産生されて体外へ放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える分泌物質の総称。多くの昆虫の性フェロモン、アリ・ミツバチの警報フェロモンなどがある。
ふえいよう‐か【富栄養化】
湖沼・内湾などに、地表水等の流入により燐(りん)・窒素などの栄養物質が蓄積すること。限度を超えるとプランクトンが異常繁殖して汚染や腐水化が起こる。
ふえいよう‐こ【富栄養湖】
湖沼型の一。水中の栄養物質が豊富でプランクトンが多く、生物生産力の大きい湖。水は黄緑色で、透明度は5メートル以下となる。霞ヶ浦・諏訪湖など。→貧栄養湖
フォトクロミズム【photochromism】
ある種の物質に光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻る現象。この現象を利用したフォトクロミックガラス、フォトクロミックレンズなどがある。フォトクロミー。光互変。光可逆変色。