ぶっしつ‐ていすう【物質定数】
その物質に固有の性質によって決まる定数。密度・熱伝導率・抵抗率・粘性率など。
ぶっしつ‐てき【物質的】
[形動] 1 物質としての性質・状態に関しているさま。「人間の—な側面」 2 精神よりも物質、特に経済的利益に関するさま。「—な援助はできない」
ぶっしつ‐は【物質波】
物質粒子の波動性に伴う波。運動量pの粒子の物質波の波長λ(ラムダ)は、プランク定数をhとして、λ=h/pで表される。1924年にフランスの物理学者ド=ブロイによって導入された。ド=ブロイ波。
ぶっしつ‐ぶんか【物質文化】
1 人間の、物質的な文化的所産。機械・建造物・交通手段など、人間が環境に適応したり、生活の便を追求したりするためにつくった事物の総称。→精神文化 2 精神的なものより物質的なものに重きを置く文化...
ぶっしつ‐ぶんめい【物質文明】
科学技術などの発達に伴う、物質を基盤とする文明。
ぶっしつ‐りょう【物質量】
物質の量を、その物質を構成する単位粒子の数によって表したもの。単位はモル。
ぶっ‐しん【物心】
物と心。物質と精神。「—両面から支援する」
ぶっ‐せい【物性】
物質の物理的性質。物質のもつ熱的、電気的、磁気的、光学的、機械的などの性質。
ぶっせい‐ぶつりがく【物性物理学】
物質の巨視的な性質を、原子論的な立場から研究する物理学の一部門。量子力学・統計力学を基礎に、極低温・超伝導・半導体・磁性材料など対象分野は広い。物性論。
ぶっ‐そん【物損】
物質的損害。身体的損害に対していう。「—事故」