オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
オプトエレクトロニクス【optoelectronics】
物質のもつ光学的特性を電子工学の分野に応用する技術や工学。光通信やレーザー通信、光ディスクを用いた超高速情報処理などが含まれる。光電子工学。光エレクトロニクス。
オルトフェニル‐フェノール【orthophenyl phenol】
芳香族炭素の一種。フェノールにベンゼン環の結合した物質。グレープフルーツ・レモンなどの輸入柑橘(かんきつ)類に、かび防止剤として用いられる。発癌(はつがん)性があるとされる。OPP。
オレアンドマイシン【oleandomycin】
マクロライド系抗生物質の一つ。小児の呼吸器感染症や異型肺炎に効力があり、副作用も少ない。放線菌の一種から発見された。
オレキシン【orexin】
神経伝達物質の一種。食欲を意味するギリシャ語「orexis」から名付けられた。視床下部の外側部で産生され、摂食行動、睡眠・覚醒、報酬系の制御に重要な役割を果たす。オレキシンが欠乏すると覚醒状態を...
おん‐せん【温泉】
1 地熱のために、その土地の平均気温以上に熱せられた地下水。さまざまな泉質があり、浴用または飲用することで治療・健康増進の効果がある。日本の温泉法ではセ氏25度以上のものか、特定の溶存物質が一定...
おんど‐けい【温度計】
温度を測定する計器。物質の規則的な熱膨張などを利用し、アルコール・水銀を使う液体温度計や、金属温度計・気体温度計などがある。
おんど‐ていてん【温度定点】
温度を測定するのに基準となる温度。特定の物質の融点・沸点が利用される。
オータコイド【autacoid】
生体内で局所的に生成されて作用する生理活性物質の総称。ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなどをさし、他の器官で作用するホルモンは除かれる。
オートラジオグラフィー【autoradiography】
放射性物質を含む試料を写真乾板やフィルムに密着させて、放射性元素の位置や量を調べること。生体内における物質の移動、放射性核種の分離定量に用いられる。