のそり
[副]動作が鈍くて遅いさま。のっそり。のそっと。「物陰から大きな犬が—と出てくる」
のぞ・く【覗く/覘く/窺く/臨く】
[動カ五(四)] 1 物陰やすきま、小さな穴などから見る。「鍵穴から—・く」「部屋を—・く」 2 装置を用いて物体を見る。「望遠鏡を—・く」 3 高い所から低い所を見る。「谷底を—・く」 4 ひ...
ひそ・む【潜む】
[動マ五(四)] 1 ひそかに隠れる。隠れて静かにする。「昆虫が物陰に—・む」 2 内部に隠れて外に現れない状態にある。潜在する。「胸の奥に—・む熱い情熱」「事件の陰に大きな犯罪が—・む」 ...
ふ・せる【伏せる】
[動サ下一][文]ふ・す[サ下二] 1 下の方に向ける。うつむかせる。また、腹ばいになる。「顔を—・せる」「マットの上に—・せる」 2 上や表になる側、開いた側などを下に向ける。また、そのように...
み‐がく・る【身隠る】
[動ラ下二]からだが物陰に隠れて見えなくなる。「とへかしなたまぐしのはに—・れてもずの草ぐきめぢならずとも」〈散木集・九〉
みず‐かげ【水陰】
水辺の物陰。
みずかげ‐ぐさ【水陰草】
1 水辺の物陰に生えた草。和歌では多く天の川をいう。「天の川—の秋風になびかふ見れば時は来にけり」〈万・二〇一三〉 2 稲の古名。〈日葡〉
みつ‐だん【密談】
[名](スル)こっそり相談すること。また、その相談。「物陰で—する」
みみ‐うち【耳打ち】
[名](スル)相手の耳もとへ口を寄せてささやくこと。耳語(じご)。「物陰へ呼んで—する」
や‐かげ【家陰/屋陰】
家のために物陰になった所。「—に消え残りたる雪の」〈徒然・一〇五〉