はこ‐もの【箱物】
1 《入れ物の意》国や自治体などが建てる、図書館・美術館・体育館・多目的ホールなどの建物。「—行政」 2 箪笥(たんす)・本箱・食器棚など箱形の家具。→脚物
はごいた‐かなもの【羽子板金物】
「羽子板ボルト」に同じ。
はさみ‐もの【挟み物】
板・扇・紙などを竹の串に挟んで騎射(うまゆみ)の的としたもの。
はした‐もの【端物】
数のそろっていないもの。また、中途半端なもの。はんぱもの。
はしり‐もの【走り物】
1 「走り3」に同じ。「年の始めに—を用ひし習ひ故」〈嬉遊笑覧・一〇〉 2 「走り舞」に同じ。「—は、体を責めて木を折り置くがごとくに舞ふなり」〈教訓抄・七〉
はすのは‐もの【蓮の葉物】
《盂蘭盆(うらぼん)に食物をハスの葉に盛って供えたところから》 1 盆の供物。「—、五月の甲(かぶと)、正月の祝ひ道具」〈浮・胸算用・一〉 2 一時の用にする品質の粗悪なもの。はすのは。「物のよ...
はたき‐もの【叩き物】
身代を使い果たすこと。「大切な小野の家を—にするとは」〈伎・毛抜〉
はたけだ‐もの【畠田物】
備前国邑久(おく)郡畠田の刀工畠田一門が鍛えた刀。元暦年間(1184〜1185)から応永年間(1394〜1428)に産出した。
はた‐さしもの【旗指物】
⇒指物(さしもの)1
はた‐の‐さもの【鰭の狭物】
ひれの狭い魚。小さい魚。→鰭の広物(ひろもの)