はた‐の‐ひろもの【鰭の広物】
ひれの広い魚。大きな魚。「—、鰭の狭物(さもの)を追ひ集めて」〈記・上〉
はた‐もの【機物】
1 布を織る道具。はた。「—の踏み木(ぎ)持ち行きて天の川打橋渡す君が来むため」〈万・二〇六二〉 2 機で織った物。織物。「かにかくに人は言ふとも織り継がむ我が—の白き麻衣」〈万・一二九八〉 3...
はた‐もの【畑物】
畑でとれる作物。はたけもの。
はち‐もの【鉢物】
1 鉢に植えた草木。また、鉢で栽培する草木。 2 鉢に盛って出す料理。
はっこう‐しょくぶつ【発光植物】
生物発光をする植物。細菌や一部の担子菌類にみられ、エネルギー代謝の一つの形として光が生じる。ヒカリゴケのように光を反射するものは含めない。
はっこう‐どうぶつ【発光動物】
生物発光をする動物。みずから発光物質を産生して光るヤコウチュウ・ウミホタル・チョウチンアンコウ・ホタルや、発光細菌の寄生・共生によるマツカサウオなどがある。
はっそう‐かなもの【八双金物】
門扉・板戸などに打ち付ける装飾用の金具。形により、入り八双・出八双・散らし八双などがある。
はつ‐もの【初物】
1 その季節に初めて収穫した野菜・果実・穀物など。魚介などにもいう。はしり。 2 まだだれも手をつけていないもの。処女や童貞などにもいう。
はな‐もの【花物】
園芸や生け花の花材で、主に花を観賞する草木。→葉物(はもの) →実物(みもの)
はなれ‐もの【離れ物】
1 仲間から離れているもの。「その中に美児ひとり、—にて艫櫓(ともやぐら)に上がり」〈浮・男色大鑑・四〉 2 普通とは異なる特殊な事情にあるもの。「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産...