ちょうにん‐もの【町人物】
浮世草子のうち、主として町人の経済生活の実態を描いたもの。井原西鶴の「日本永代蔵」「世間胸算用」など。
ちょう‐ぶつ【長物】
1 長さの長いもの。 2 長すぎて役に立たないもの。転じて、むだなもの。よけいなもの。「無用の—」「丸で下町の質屋か何かを連想させる此—と」〈漱石・明暗〉
ちょう‐もつ【寵物】
気に入り、かわいがっているもの。特に、気に入りの妾(めかけ)。「知足院殿に、小物御前と申す御—ありけり」〈元禄版著聞集・一五〉
ちょう‐もつ【調物】
調(みつぎ)として納める品物。みつぎもの。
ちょさく‐ぶつ【著作物】
著作者が著作したもの。特に、文芸・学術・美術・音楽などに関する思想・感情を創作的に表現したもの。
ちょんまげ‐もの【丁髷物】
江戸時代に題材を取った小説・演劇・映画など。髷物(まげもの)。時代物。
チル‐いもの【チル鋳物】
《chilled casting》鋳物を作るとき、砂型の一部に金型を当てて急冷し、その部分の組織を白銑(はくせん)化して硬度を高めた鋳物。圧延ロール・クラッシャー・車輪などに使用。冷硬鋳物。チル...
ちんすい‐しょくぶつ【沈水植物】
水生植物の一。体全部が水中にあって固着して生活する植物。クロモ・セキショウモ・マツモなど。
ちん‐ぶつ【珍物】
珍しい品物。特に、珍しい食べ物。「一つ—を喰わそうかなあ」〈上司・父の婚礼〉
つうか‐かぶつ【通過貨物】
輸入されるのではなく、自国を経由するだけで他国へ出て行く貨物。