背(せ)に腹(はら)はかえられない
《五臓六腑(ろっぷ)のおさまる腹は、背と交換できないの意》さし迫った苦痛を回避するためには、ほかのことを犠牲にしてもしかたない。 [補説]「背を腹にはかえられない」とするのは誤り。
セントビンセント‐とう【セントビンセント島】
《Saint Vincent》西インド諸島東部、セントビンセント及びグレナディーン諸島を構成する主島。南西部に首都キングスタウンがある。火山島として知られ、20世紀初頭に北部のスーフリエール山(...
セーフティー‐バント
《(和)safety+bunt》野球で、一塁に生きる目的で行うバント。→犠牲バント
爪牙(そうが)に掛(か)か・る
犠牲になる。「通り魔の—・る」
大義(たいぎ)親(しん)を滅(めっ)す
《「春秋左伝」隠公四年から》君主や国家の大事のためには、肉親の情をも顧みない。大義のためには親兄弟をも犠牲にする。
タイタニック‐ごう【タイタニック号】
《Titanic》英国の豪華客船。当時世界最大の4万6328総トン。1912年処女航海中に、ニューファンドランド沖で氷山に衝突し沈没。1500人を超える犠牲者を出した。
たがためにかねはなる【誰がために鐘は鳴る】
《原題For Whom the Bell Tolls》ヘミングウェイの長編小説。1940年刊。スペイン内乱で政府軍に参加したアメリカ人青年ロバート=ジョーダンとゲリラの娘との、愛と犠牲的な死を描く。
たくらみとこい【たくらみと恋】
《原題、(ドイツ)Kabale und Liebe》シラーの戯曲。5幕の悲劇。1784年初演。レッシングの「エミーリア=ガロッティ」の流れを汲む作品で、貴族の若者と市民階級の娘の恋愛が階級社会の...
ダイ‐イン【die-in】
犠牲者に擬して大地に横たわり抗議の表明をする示威行為。1960年代に核軍備に反対して米国の市民グループが始めた。
だい‐か【代価】
1 商品の値段。代金。 2 ある事柄を成し遂げるために生じた犠牲や損害。「権利獲得のために支払った—」